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近江八幡 (1)  安土城 摠見寺_b0408745_21273123.jpeg

NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』初回放映をこの19日に控え、世は一寸した明智光秀ブーム。
TVでも光秀を特集した番組が増え、また書店でもやはり光秀本・雑誌が花盛りの態をなしている。
そういう自分自身も、此処3年ほどで数え切れないほどの信長もの・光秀ものの小説・雑誌を読んできた、ちょっとした「本能寺の変マニア」であるが、どちらかというと天才と狂気が紙一重の信長よりも心優しき秀才・光秀に思い入れを持つ。
関連ネタとなるが、6年ほど前に初めて念願だった安土城跡を訪れた。その後も3度ほどリピートしている。
安土城は、織田信長が琵琶湖東岸の安土山に建造させた山城。
5層7重の天守は金箔に覆われ、狩野派による障壁画で飾られたという。武将・政治家としての信長ではなく、アーチスト信長の芸術センスが垣間見られるこのお城は建築ファンの立場から見ても興味深い対象である。
全国から腕利きの大工が集められ、信長の厳命により僅か3年で建造されたものの、完成後3年で焼き討ちにあい消失したという 「幻の城」なのである。
本能寺の変の後まもなく、謀反を成功させた光秀は主君の居なくなったこの安土城を訪れていた。
さて長い長い石段を登り、頂上の天守(信長は「天主」と呼んだ)を目指す。
途中、信長の家臣であった秀吉らの棲家跡などもあり興味深い。また、山本兼一著の小説「火天の城」や同名の映画でも取り上げられていたが、大小の立派な石垣が散見され城建築当時の作業にあたった人々の苦労ぶりが偲ばれた。
1時間ほどの寄り道の多い「登山」のすえ、琵琶湖を一望する天主跡に立つ。
400年強前に信長が住んだこの場所に自らの身を置いた感動はやはり大きかった一方、信長の消長によっては日本全国の首都となり大きく繁栄する可能性があった安土山とその周辺、そして余りにひっそりと殆ど手付かず状態となっている城跡の現実がとても不思議であったことを覚えている。
写真は、安土山中腹にある摠見寺三重塔。
こちらも周りは草ぼうぼう、建物も当然かなり経年劣化していた。強者どもの夢の跡なり。

by ptaro2009q2 | 2020-01-17 08:00 | 滋賀

長野 松本 (4) 松本城 - 3

長野 松本 (4)  松本城 - 3_b0408745_08495362.jpeg

昨日は朝5時半過ぎにホテルを出て松本市内をプチ散策。
当地の日の出時間は東京より10分ほど遅く、現在は6時50分ほど。まだ夜も明けぬ早朝、底冷えするまっ暗闇の中のお散歩だが、地方都市に旅する際には季節を問わずこの早朝散歩を心掛けている。同じ早朝でも都会と比べると行き交う人の姿も圧倒的に少ないが、街の素顔というか、飾らぬ様子が見えて興味深い。
或る夏にやはり松本に旅して朝5時頃に蔵が並ぶ無人の中町通りを一人で歩いていた際に、向こうから自転車で走って来た二人の中学生、クラブ活動の早朝練習にでも向かっているのだろう若い二人から「おはようございます!」の元気な挨拶の声。
いや、見知らぬ旅人にもちゃんと挨拶する清々しさ、流石は教育県長野、と思わせる躾の良さ、挨拶のひと声をかけられただけなのであるが松本でのその日一日が実に爽快な気分で過ごせたことを思い出す。
さて、松本での早朝散歩、目的のひとつはお城裏の神社で6時半から行なわれているラジオ体操に参加すること。地元のオジサンオバサン達に交じって一緒に体を動かすのが心地よく、毎回松本に来ると必ず参加していた。
今回濃霧の松本城を過ぎ開始5分前にこの体操会場に到着も、あらあら人影は全く見えず。
365日無休でラジオ体操やっているのかと思っていたのだが、寒さ厳しく日の出時間の遅いこの時期はお休みなのか。少々失望もしたが、定刻6時半、気を取り直してiPhoneのアプリRADIKOでラジオ体操を流し、ひとりで体操、イチ、ニー、サン! (暗闇の神社で一人体操しているオジサン、傍目からは無気味?)
神聖な神社境内で孤高の10分間を過ごすことが出来た!
写真は朝食後ホテルをチェックアウト、H先輩と一緒にその日2度目の松本城。
早朝の濃霧の松本城も幻想的で悪くなかったが、午前9時快晴の松本城はやはり男前であった。
背後に見える雪を被った北アルプスの山並みも気高く、そして美しい。
松本市民になりたい、と思う瞬間である。


by ptaro2009q2 | 2019-12-12 10:14 | 長野

長野 松本 (3) 松本城 - 2

長野 松本 (3) 松本城 - 2_b0408745_20404226.jpeg

本日、長野、小布施を経て松本へ一泊旅。
夜は、現地で合流したKちゃん達と、彼の馴染みの店でお食事会。
ここ数年、年に3、4度は来ていた松本だが、今年は12月の今回が初めて、久しぶりの信州だ。
名物の馬肉の刺身などを美味しく頂いた。
その後、ホテルに戻る前に一人で松本城へ。
お城ファンとして日本あちこちのお城を見て来たが、やはり松本城が最も心落ち着く我が最愛のお城。
お堀に浮かぶバランスの良い風貌、見飽きない。
早朝の、背後に北アルプスを従える松本城も壮観だが、夜のライトアップされた松本城は優雅なり。
雅(みやび)を見事に体現した独自の美、三島文学、金閣寺に火を付けた僧侶の気持ちを思い出した。
本日は朝4時起き、いや疲れた。もうそろそろ寝ることにしよう。

by ptaro2009q2 | 2019-12-10 20:56 | 長野

青森 弘前 (4) 弘前城 - 1

青森 弘前 (4) 弘前城 - 1_b0408745_09590197.jpeg

古いネタになるが3年前のちょうど今頃、テニス仲間とレンタカーで3人東北温泉巡りをした。
紅葉の季節になるとこれまで訪れて感銘を受けた各地の紅葉をあれこれ憶い出すが、我がベスト紅葉3位内、いやベストとランクしても良いのが弘前城の紅葉。
桜の季節も見事(と言ってもこの時期、宿を取るのも至難で、直に見たことはない)だが、色とりどりで鮮やかな紅葉を見たのは初めてであった。感嘆の声を上げ続けるしかなかった。
広い城内、ゆったりとしたスケール感あり、散策にはもってこい。
少々寒気が身にしみるが、早朝まだ前夜のお酒と疲れで熟睡している仲間たちを置いて一人歩く気分は爽快。木々だけでなく落葉の赤黄の色の鮮やかさ、何とも夢見心地となる。
時折行き交う地元のご年配の早起きオジサンオバサン、気さくに挨拶の声をかけてくれる。シャイなイメージがある東北人と勝手に思っていたが、オープンな方が意外に多く嬉しくなる。
まだひとつも実現してはいないが、現役引退したあとに国内海外、気に入った土地何ヶ所かに3-4週間位の期間住むようにあちこち長い旅をしたいのが夢である。
その有力候補のひとつに弘前を挙げている。
旅をしている時には此処に住んだらどうなんだろうという視点がいつもちらつくが、弘前、これまで何度か訪れ観察しているが何点かの我が基準を全て満たし評価ポイント高し。
弘前でのチョイ住み、そろそろ実現し毎朝弘前城を歩きたいものである。

by ptaro2009q2 | 2019-11-19 10:28 | 青森
英国 ロンドン (6)  ウィンザー城_b0408745_06435821.jpeg

エリザベス女王の普段のお住まいがバッキンガム宮殿であるなら、週末の棲家として利用されるのがウィンザー城。
ロンドン中心部から西へ約40kmのウィンザー城へ親子三人の日帰り旅。
もう遠い6年前、9月上旬の週末のこと、ホームステイを既に始め翌週からの授業開始が待っている娘とは当面最後の家族旅でもあった。
日本語のオーディオガイドで説明を聞きながら進む。
城壁をくぐると、この城の象徴とも言える「ランドタワー」が見える。
お城というよりは、戦いの防衛を意図した「要塞」はその歴史を11世紀に遡る。
その後代々の王様達はその時代最も流行った建築様式で建物を増築し続けており、城内は威厳ある様々の建物が並ぶ。
時に城内には近衛兵の姿も見え、一瞬此処はディズニーランドかと錯覚する。(笑)
圧巻はステート・アパートメント内の様子。
歴史ある英国王室が誇る荘厳にして華麗な美術品、装飾品、そして嘗ては世界の七つの海、五大陸を制した大英帝国の栄華を誇るかのような数々の戦争関係のコレクション、なかんづく、甲冑や銃剣が印象的。
世界を制した国の繁栄の断片をこの目で見た感動を忘れられない。



by ptaro2009q2 | 2019-09-22 07:06 | UK