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佃島 (6)

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春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき

年に一度程度だが、隅田川の遊歩道を3時間ほど歩くことがある。
銀座・築地にほど近い勝鬨橋を起点に遡上、浅草あたりまで歩く。
♪春のうららの〜、が頭の中をぐるぐる旋回し続ける。
行き交う舟を横目に、歩を進めるにつれ変化する都市景観を楽しむ。数々の個性的な橋梁を見るのも楽しみである。
季節は今頃が良い。寒すぎず暑すぎず、木々や花も芽吹き咲く生命の躍動感が感じられる季節。
本来なら天気に誘われホイホイ出掛けるところだが、去年今年はなかなか足が出て行かない。

# by ptaro2009q2 | 2021-04-15 05:29 | 東京

神田 (19)

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昨晩は毎週恒例のH先輩との1時間オンライン飲み会。
嘗てはLINEのビデオ画面を使っていたが画面と音声のタイミングがずれていて、いっこく堂の腹話術の如し(笑) 。最近はFacebook Messengerの使い勝手がZoomより格段良いのでそちらを利用している。
海外のワクチン事情あれこれが冒頭の話題。
H先輩、7年間駐在していたシンガポール、まだ当地の知人多くと日常的にコミュニケーションをとっておられる。多くの知人が2度のワクチン接種を終えレストランなどへも接種済み証明書をもって行動半径を広げている。隣国マレーシアへの出入りも可能になったようだ。「マア普通の先進国ならその位の進展は当然だよね」、と我が国の政治対応の拙さ遅さを二人で嘆く。
さて大阪の一日新規感染者1000人越え、変異株も急拡大、第4波はこれまで以上の規模になるかと懸念。
どう考えても五輪開催は暴挙、「何のための五輪、誰のための五輪か?」の思い日増しに強まる。聖火リレーが毎日嬉々として進行しているのが虚しい。
NYタイムズなど海外の紙面でもコロナ禍での五輪開催はスーパースプレッダーになる可能性があると警告している。H先輩「日本人(JOC?、政治家?)は自分達から中止を言い出せないから、海外からやめろと言って貰った方がいいんじゃない。」と自虐の弁。ペリーの黒船来航以来、日本は外圧ないと決められないか。

# by ptaro2009q2 | 2021-04-14 11:09 | 東京

神田神保町 (10)


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3月末に久しぶりに都内放浪。お花見散歩の帰途に寄った神田神保町。
学生の街、世界一の古書街、古い喫茶店、カレー屋激戦区。
現役時代最後の三年間は勤務地に直ぐ近い謂わば生活圏であった馴染みの地、1年4カ月の空白期間を経て見た景色は変わらず学生から年輩者まで多くの人で賑わっていた。
コロナ禍で閑古鳥鳴いているかと心配していたが、古書街どの店頭でも古本を漁る人が結構多いこと、嬉しい景色であった。世の中、無能無策なオカミの命など聞かず、新たなwithコロナの日常に踏み出しておるなあ。
一方で、すずらん通りにあった洋食屋「キッチン南海」や餃子店「スイートポーズ」が閉店。いずれも大人気の老舗であった。キッチン南海に至っては建物は取り壊され跡地は既に駐車場となっていた。ああ無常。これも現実。
神保町の三大大型書店「三省堂本店」「書泉グランデ」「東京堂」を巡るのも当地での欠かせない我が儀式。
本の洪水、本の波の間を縫って歩きながら見知らぬ本に出逢うドキドキ感はやはり堪らない。
特に東京堂は最も好きな書店で、レイアウト、本の陳列の仕方が絶妙で欲しい本がエエ塩梅に目につくところに置かれている。ツボを刺激される。同じ本、他の本屋で陳列されていても興味惹かれぬものが東京堂にあるとつい買ってしまう、という不思議な本屋さん。今回は再訪出来た嬉しさについ舞い上がって本が手に付かず。
何だかフワフワした気分で帰路に着いてしまった。いや、また来よう。



# by ptaro2009q2 | 2021-04-13 11:03 | 東京

ご近所百景 (9)

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これまで余り来なかった隣り駅近くの公園、最近徒歩で良く行くようになった。
最短距離で行くルートを発見、往復40分のお散歩は丁度いい運動。
写真は先週金曜日のもの。公園周辺の木々も桜が花を失い緑が一挙に台頭して来た。民家近くにある芝桜の濃いピンク色が鮮やかで季節の進行を印象づけた。

さてさて本日の大ニュース、松山英樹選手マスターズ優勝! 日本男子初のメジャー制覇。
いや凄いことだ、信じられないことだ。自分が生きているうちにマスターズ優勝を日本人が成し遂げたことを見られた幸福に感謝したい。初メジャー制覇がマスターズとは格別なことであろう、松山選手おめでとう!
我が人生、21世紀となってスポーツ界でリスペクトの対象となり強い思い入れを持ったプレイヤーはただ二人。
マツイヒデキとマツヤマヒデキであった。選手としての実力・実績だけでなく、お二人ともお人柄が素晴らしい。
彼らが出場する試合はいつも細かくESPNのサイトなどで細かくモニターして応援していたものだ。
松山選手については3年前あたりにはかなりの好調が続きその年秋の全米プロでは優勝に限りなく近いところまで行っていたが、その後は若干伸び悩み気味で優勝争いに絡むことも余り多くはなかった。世界からは気鋭の新人が続々台頭、新陳代謝の速い世界のゴルフ界、聊か影も薄くなりかけて来た状況での今回のメジャー優勝は彼にとっても大きな前進となったことに違いない。日頃の地道な精進、そして不屈の精神力にゴルフの神様が微笑んだのだな。
イヤイヤ、自分も神様に微笑んでもらえるようまだまだ頑張らねばと思う朝であった。
今朝の生中継は怖くて見られずテレ東の経済ニュースばかり見ていた。今晩ダイジェスト版の再放送をゆっくり見ようと思っている。(笑)



# by ptaro2009q2 | 2021-04-12 10:36 | 千葉

門前仲町 (8)

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東京の下町といえば深川。
地下鉄・門前仲町駅を下車した界隈は良き江戸下町の名残が垣間見え、お気に入りのスポットである。
地下鉄路線と並行して流れる大横川は隅田川に注ぐ運河状の河川なり。 川の両側には地元の方々の努力により見事な桜並木が形成され、この季節となると昼夜大変な賑わいとなる。川を行き交う木製の和船が江戸情緒を醸し出す。
今春は例年通りに賑わっていたのであろうか。確かめる間もなく、季節は疾走、通り過ぎて行った。

第4回Abema将棋トーナメント、いよいよ始まったか。15チームが栄冠を争う長丁場の団体戦。
昨晩が初回放送。一回戦、いきなりチーム藤井(藤井聡太二冠、伊藤匠四段、高見七段)が登場。
対戦相手はチーム稲葉「加古川観光大使」となっている三棋士(稲葉八段、久保九段、船江六段)、揃いのハッピを着てチームワーク抜群、明るい関西人のノリ。控室での作戦会議、3人盛り上がっている。
一方チーム藤井、「最年少+1」、2人の高校生に若き教育実習の先生、という景色だが、緊張からか皆口数も少なく硬い空気。Abemaのコメント欄には「お葬式!」の声多数。(笑) 大丈夫かな?
初戦、高見七段が稲葉八段に敗れチーム藤井は更に暗い雰囲気になったかと思われたが、次に登場した伊藤四段がその重いムードを払拭した。トップ棋士・久保九段を鋭い攻めで押し切り勝利。これには日本中の将棋ファンが驚いたのではなかろうか。伊藤四段は彼の2戦目でも船江六段を破り、今回のチーム戦5-2の勝利に大貢献した。髪の毛ボサボサ(TVに出るのに、床屋に行っておけよ、とツッコミたくなる、きっと将棋以外には無頓着なのだろう)、線の細い頼りなさげの風貌、風貌に似合わぬ低い声、寡黙。昨年プロになったばかりの、ベールに包まれていた18歳の少年に驚嘆と称賛の声相次ぐ。研究に裏付けられた思い切りの良い指し回しぶりも快い。伊藤四段はTwitterのトレンド入りするほどの注目集めた。いや驚いた。天才少年が集う奨励会の中勝ち抜き年間4人しかなれないプロ四段への超狭き門を勝ち抜いただけのことはあると感心至極。伊藤四段をドラフト会議で第一位指名した藤井聡太クンの眼力にも同じく感心した。単に「同級生」で選んだわけではない聡太クンの慧眼、流石である。彼はもう貫禄の風格漂っていたなあ。
もう一人注目していたのはチーム稲葉の船江恒平六段。 …最近超難関の公認会計士試験合格されたことで話題になっていた。凄い御仁だなあ。普段お見かけすることのなかった棋士だったが、勉強の虫というよりは意外にも漫才師のように自虐ネタ連発、良く喋べる明るいキャラクターであった、さすが関西人である。
彼の初戦、今や無敵の藤井聡太二冠に敗れた時には、コメント欄に「会計より将棋の勉強しろよ」の声あり爆笑したが、次の藤井戦では見事リベンジ、勝利してこれも驚かされた。
将棋界、才能溢れた人材豊富、多士済々。驚嘆の連続であった。これからのトーナメント戦も益々楽しみになって来た。これからの土曜夜は「将棋に熱中の3時間」を毎週迎えそうだ。



# by ptaro2009q2 | 2021-04-11 09:17 | 東京

東京、日本、世界の街歩き


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