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千鳥ヶ淵 (3)


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早朝の千鳥ヶ淵、お堀沿いの散歩道を暫く歩く。
まだ人通りも少ない時間帯、ベンチに座る恐らくは熟年ご夫婦の後ろ姿が目を引いた。
いいなあ。
ただ静かに桜を眺めるお二人の間に、言葉は要らない。

by ptaro2009q2 | 2019-03-31 19:34 | 東京

千鳥ヶ淵 (2)

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東京では春の後にも冬が来るらしい。
折角咲いたソメイヨシノではあるが 震えるようなこの連日の寒さだと週末の楽しいお花見も盛り上がらないわなあ、花の命が延びるのは嬉しくもあるけど。
さて写真は日本武道館から九段坂に出る「田安門」の様子。
武道館では3月は中旬から連日、有名私立大学の卒業式が続いている。
卒業式を終えこの田安門を出て行く卒業生の群れを観ていると、まさしくこれは「門出の風景」。
卒業生諸君 これからの人生に幸あれ、とエールを送らずにはいられない。
それにしても 門の外に拡がる桜が美しく、まるで額縁の絵のようだ。
額縁から溢れんばかりに花が咲く。
桜を計算した訳でもないのだろうが、こんな絵を演出する日本人の美意識は素晴らしいものだ。


by ptaro2009q2 | 2019-03-30 21:01 | 東京

千鳥ヶ淵 (1)

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満開になった千鳥が淵の桜を観ようと当地へ参上。
嘗ては通勤路としてほぼ毎日のように歩いていた馴染みある地。
千鳥ヶ淵、東京のお花見スポットとしては、規模・景観・歴史・品性の点で「東の正横綱」と言って良いだろう。
満開宣言があった後 気温の低い日が続く東京だが、人々の思いは 「待っていた日は来たり」、「季節の節目・春の喜びを体感し爆発したい」の一心か、平日午前ではあるが既に大混雑であった。
桜だけでなく人びとの喜びの表情を見るのも悪くない。
我が思いも同じ、今年も満開のソメイヨシノを観られた嬉しさに浸る。

by ptaro2009q2 | 2019-03-29 19:59 | 東京

長崎県 軍艦島 (3)

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この軍艦島ツアーでは 島の端っこ計3か所に於いて 主催者の説明を数分づつ聞くスタイルで進行する。
時に雨も強まり、寒さも沁みる。
眼に見える荒涼とココロの中の荒涼感がぴったりと重なる。
実際にすぐ近くで見る景観は、建物は殆ど崩壊し その残骸が僅かに残っているだけ。
写真集の記憶から本当に見たい建物の廃墟は崩壊の危険性が高く、立入禁止箇所となっているようだ。
実際のところ 強風波風でコンクリートとはいえ風化が激しい建物の状況を見ると、今後建物の崩壊は加速し島の景観もかなり変わって行くのではないかと想像された。
石炭を巡るエネルギー政策の振興と変更によりドラスティックな隆盛と衰退を見せた軍艦島。
1974年の閉山後は皆島を去り一気に人の姿が消え長いこと放置されていた。
政策の変更によりこれほど極端に土地の状況が変わることは珍しいが、もしかして石油で繁栄して超高層ビルが林立し栄華を誇る中東産油国なども、新たなエネルギー手段が席巻した場合には、この軍艦島と同じ運命を辿るのかもしれない。
政策変更によって土地が変わる「未来予想図」がこの軍艦島の姿なのである。




by ptaro2009q2 | 2019-03-28 08:30 | 長崎

長崎県 軍艦島 (2)

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軍艦島に上陸。
小雨も降る鉛色の重い空、強い波風、島に打ち付ける風で大きく飛び散る飛沫。
何とも憂鬱な気象状況の中で飛び込んで来たのは これまた荒涼たる景色。
ドキュメンタリー番組で見たシリア内戦の跡か、はたまたインカかエジプト辺りの文明が崩壊して長期に放置された心象風景が甦る。
嘗て海底炭田の採掘地として栄えた軍艦島ではあるが、現在は無人の「廃墟の島」。
炭鉱施設は殆ど解体されており、朽ちたコンクリートの高層住宅だけが往時の面影を伝えている。
この島で初めて石炭が発見されたのが19世紀初頭。その後、1890年に三菱が本格的な採炭を開始した。
1916年には日本初の鉄筋アパートが建設され、その後7-9階建ての高層住宅が次々に建てられた。
最盛期には東京ドーム1.3倍ほどの面積に約5200人が暮らしていたという。
人口密度は1平方kmあたり何と5万人という異常な高さ。
島内には食堂・共同浴場・学校のほか、パチンコ店・映画館・プールと、日常生活に必要なものは何でもあった。



by ptaro2009q2 | 2019-03-27 09:01 | 長崎

長崎県 軍艦島 (1)

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長年の夢と憧れだった軍艦島訪問が実現したのは2年前。
軍艦島が世界遺産となるかなり前から廃墟ファンとして注目し、写真集や書籍などでもその特異な繁栄と衰退の歴史をインプットして来た。
さて、ツアーの予約なしで始めた長崎ぶらぶら歩きの初日午後、偶々出島からグラバー邸へ向かう途中の埠頭に差し掛かった頃に 軍艦島行きの船が出ることに気付き、直ぐにツアー参加に飛びついた。
運良く僅かに空席あり、ラッキーなことよ。
4300円のツアー代金、気象条件、なかんづく島近辺の波風が強い場合には上陸が出来ないことを了承のうえ申し込めよ、と何度も念を押された。
45分ほどで軍艦島付近へ。
長崎市内からは結構離れているが、こんなところに一時は数千人が暮らす繁栄の小島があったとは信じ難いほどだ。
上陸前に島を半周し島写真撮影タイム。そしていよいよ上陸となる。
問題なく上陸が出来たが、実際には軍艦島への上陸は、年間100日程だそうだ。
周囲の海上状況からみて、上陸が最も難しい時期は、11月~3月までらしい。
その日の午前便が悪天候で駄目だった事もあり、今回の午後便で島に上陸できたのはこれまたラッキーであった。


by ptaro2009q2 | 2019-03-26 06:19 | 長崎

門前仲町 (1)

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通勤路は地下鉄・東西線を利用していたので、門前仲町には良く途中下車して界隈を歩いていた。
神社仏閣や懐かしい商店街・居酒屋が並ぶ賑やかな下町風情、レトロな空気が柔らかい。
何度来ても飽きることない地で、週末にも骨董市めざしてわざわざ出掛け来ることも多かった。
春は隅田川支流の大横川の桜並木が見事であるが、その大横川支流の川(運河?)脇の散歩道に早咲きの河津桜を見つけた。
まだ人びとが春を心待ちにしている頃に咲く鮮やかな(派手すぎる)「どピンク色」は元気の素やなぁ。
意外と世の中、この早咲き桜が多いことを知る。
春を待ち切れぬ気の早い方々があちこちで植樹されたのであろうか。
お陰で本場の伊豆の河津までわざわざ切符買わず(河津)とも近場で一歩早い春を感じることが出来た。
東京にもソメイヨシノの開花宣言出て、そろそろ主役が交代、春が本格化する。




by ptaro2009q2 | 2019-03-25 10:10 | 東京

船橋 (2) 親水公園

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午前中、嫁さんと一緒にお久しぶりの船橋IKEAへ。
IKEAは、ご存知の通り欧風というよりはアメリカのショッピングセンターを想起させる大型家具店。
楽しいっ、まるでテーマパークだ。
購入予定なものなど全くなかったのだが、魔法にかかったかのように知らぬうち小物ばかりだがあれこれ買い物籠の中に入れさせてしまう価格設定や商品力の仕掛けは実にお見事。
買物のあとは、近隣を少々お散歩。
「ららぽーと東京ベイ」経由で 最後はやはり定番となる水辺の光景求め「親水公園」へ。 
船橋市街から太平洋に注ぐ海老川周辺が綺麗に整備され、ウッドデッキ上で憩うことが出来る。
また対岸にはプレジャーボートの停泊地があるので、なかなかにリッチな雰囲気も醸し出されている。
水のある風景は兎に角 落ち着く。
IKEAで買ったスウェーデン産の少々苦めの缶ビール片手に 30分ほどこの水辺の風景をのんびりと眺めていた。


by ptaro2009q2 | 2019-03-23 22:29 | 千葉

シアトル

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遂にイチローの現役引退の日がやって来た。
平成31年のうちイチローが日米でプロとして活躍したのが28年間。
「平成を振り返るといつもイチローが居た」はあながち大袈裟でもなかろう。
小さい体で大男達の大リーガーを凌駕する活躍を見せているイチローに日本人の誇りを感じ、憧れを抱き、自分の姿をイチローに重ねようとする者が多かったことは想像に難くない。何言うこの自分もその一人、外資系企業で海外拠点のガイジン連中を相手に孤軍奮闘を強いられること多く、全盛期のイチローの活躍ぶりには常に快哉を叫んでいたものだ。
それにしても昨晩の1時間半近くの引退会見、野球人と言うより人生極めた哲人の話を聴いている気分にさせられたなあ。
さて、イチローが永く活躍したホームタウンがご存知シアトル。
1997年の初訪問以来、米国にしては圧力を感じさせない実に居心地の良い土地柄に引かれ繰り返し行くようになっていた。
2001年4月半ば、イチローがMLBデビューした直後にもシアトルへ行き試合を観戦した。
偶々渡米前にシアトルで起業した元同僚の米国人から「今シアトルではイチローの話題で大騒ぎ。大センセーションになっているよ」というメールを受け取っていた。僅かデビュー二週間ほどで市民を虜にしたイチロー、凄いっ!
観戦した試合のイチローの第一打席、見事なラインドライブでセンター前ヒット、まだ昨日のことのように良く憶えている。4月半ばなのに震えるように寒いシアトルの夜だった。

by ptaro2009q2 | 2019-03-22 19:50 | USA
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次の元号が発表される4月1日が近づき、いよいよカウントダウン開始である。
皇室絡みでと言うと、東京駅から皇居に向かって真っ直ぐ徒歩5分の「和田倉噴水公園」。
此処は現・天皇陛下のご成婚を記念して昭和36年に造成された公園、その後現・皇太子殿下のご成婚記念で平成7年に再整備され、水の流れ落ちる施設やモニュメントが作られた。
個人的にも我が人生、この公園との縁は40年の長きに渡って続いている。
最初の勤務先のオフィスがお堀を挟んですぐ北側(写真左側枠外)のビルだが、入社後と言うより就職活動中からこの公園には出入りしておった。
此処数年は余りの居心地の良さに週末などに定期的にやって来ては奥のベンチに腰をおろし (こっそりワインを片手に) 友と歓談するお気に入りの地となる。
木陰から見る正面の高層ビル群が形成する幾何学模様の空間が実に端正で洗練された美しさを醸し出す。
面白いのは 都心の超一等地であるに拘らず意外と一般には知られておらず、逆に外国人の姿が実に多いこと。目に入る幾何学模様の景観が無国籍的であるのと同時に、歩いている人々を見ると「此処は日本ではない」という錯覚を覚えるほどだ。
こちらがワインを飲んで騒いでいると興味深げに寄って来る輩も少なくなく、たちまち楽しい国際交流の場となる。
此処は 謂わば「パスポートの要らない外国」なのである。

by ptaro2009q2 | 2019-03-21 22:00 | 東京