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カテゴリ:東京( 107 )

立石 (2) 立石仲見世 - 1

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「せんべろ」の聖地・立石。駅周辺に異常な数の居酒屋が散在する。
京成押上線の線路北側には再開発で惜しくも姿を消すこととなった「呑んべ横丁」や赤線跡の怪しいスナック街、一方南側にはふた筋の商店街があり、そのひとつ「立石仲見世」には惣菜や食料品の店が並び、昭和中期のニオイが色濃く香る。創業当時から時が止まったような空間。
商店街入り口(写真奥)の創業50年の立ち喰い寿司店「栄寿司」、12時開店を待つ長い行列に驚いたが、一時間待ちは当たり前の人気店だ。
先を進むと「宇ち多“」「ミツワ」、いずれも立石三大モツ煮店のひとつ。
「宇ち多“」、14時開店の既に30分前には何十人ものオジサン、お兄サン達の長蛇の列、もう驚きというより仰天、圧倒された。笑うしかない。開店時間を待つ人々、良い席を確保せんと、いや、何はともあれ酒を求めてか、皆目が血走っている。列の後ろの人達は一巡目を鼻から諦め二巡目狙いで列に並んでいるようだが、恐らく客の回転は速いのであろう。
この行列の凄まじさ、そして開店と同時に客が次々とモーレツな勢いで店内に吸い寄せられて行く様子を間近で見たのは実にエキサイティングであったものだ。いや、感動さえした。
流石は、下町の首都、いや酒都・立石である。
今度は日が暮れた夕方にでも行って、灯りの中のお客の幸せな表情を見てみたいものだ。

by ptaro2009q2 | 2019-12-09 21:35 | 東京
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昨日は知人と会食があり、お昼都内へ。
会食後、気になってひとり北の丸公園へ、勝手に足が向いてしまった。
紅葉がピークを迎えたようだ。
いつもは閑散として歩く人もまばらな公園、大型バスで来た団体客なども居て結構な人出に驚く。
あちこちから紅葉の鮮やかさに感嘆の声が漏れている。
木々は燃える紅葉を纏い、ゆらゆらと踊っているように見えた。



by ptaro2009q2 | 2019-12-07 09:58 | 東京

立石 (1) 呑んべ横丁 - 1

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寅さんの故郷・柴又にほど近い立石、同じ葛飾区にある。
作家の中島らもによる造語ときくが、「せんべろ」、千円でベロベロに酔えるほど安い酒場が集まっている街として昨今脚光を浴びている。
戦後闇市から発展した街、下町らしく小さな家屋が建て込んでいる。
京成立石駅を挟んで南北それぞれ古い商店街があるが、昭和レトロそのものの懐かしさ漂う街並みで5-60年前にタイムスリップした感覚となる。
駅北側一帯が再開発、京成線の線路は高架線となり、駅前には高層ビルが建つという話を知ったのが昨年夏。地震による木造家屋の倒壊や大規模火災被害のリスクが高いとの調査結果のもと、街の再開発プロジェクトが発動するのだという。
それに伴って再開発地域にある「呑んべ横丁」もまもなく取り壊しの憂き目にあう、と聞き、慌てて初の立石訪問となった次第である。
駅から徒歩2分ほどだったか、狭い小路でこの看板を目にした時の感動の震えを忘れない。
あれからもう1年以上が経っている。再開発の進捗状況が気になっており、近々再訪しようと考えている。

by ptaro2009q2 | 2019-12-06 06:52 | 東京

葛飾柴又 (2)

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月刊誌 『東京人』、東京の街歩きを好んでやっている人間にとっては絶妙のテーマ、琴線に触れるシーンを取り上げて呉れる我がお気に入りの雑誌である。
発売されたばかりの最新号、特集は『寅さんと東京』。
12月27日に50作目の新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』が封切りされることに因んだもの。
同作では、過去シリーズ49作をデジタル修復して寅さんを復活させる。大変楽しみだ。
『東京人』の巻頭、山田洋二監督と画家の藪野健さんの対談が抜群に面白く、テーマの「不寛容な時代はこの厄介な男をどう迎えるか」が第一作から50年を迎えた今、タイムリー。確かに、昭和後期、規制も何もが緩かった時代でさえもはみ出し者だった寅さん、窮屈な現代に生きていたら居場所はあったのか、しみじみと読ませてもらった。
写真は柴又駅前の寅さん像。なかなか格好良い。
少年時代からリアルタイムで見ていた『男はつらいよ』、昨今もTVやDVDで繰り返し全編を見ているので、ストーリーやセリフまで暗誦出来るほどであるが、見るたびに新たな発見があり、寅さんの人物像も少しづつ変わって来た。最近は寅さんの人情の厚さや純情さにじんと来て涙腺崩壊、大泣きさせられることが多くなって来たもんだ、
決してただの「厄介な男」ではない。

by ptaro2009q2 | 2019-12-05 06:34 | 東京

葛飾柴又 (1)

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<首相が「桜を見る会」の一連の問題について2日の参院本会議で答弁したことを受け、官房長官が直後の記者会見で「さまざまな質問に丁寧に答えた」と述べ、首相は説明責任を果たしたとの認識を強調した。政権は、野党が求める衆参の予算委員会の集中審議に応じず幕引きを図る構えで、自民党幹部は「うまく逃げ切った」。> (12月3日 西日本新聞より)
当ブログでは基本的に政治には触れないこととしていたが、流石にこれには呆れて物が言えないわ。
嘘を嘘で固め、違法行為もやり放題の政権、挙句は反社勢力との接触が指摘され流石に今回は詰んだかと思いきや、幕引きとは。
野党のだらしなさは相変わらずだが、与党にもこれはおかしいと叫ぶ骨のある輩が一人も居ないのかね。
政界、官界、財界、法曹界、マスコミ含め、正義と怒りを忘れた日本人にも悲しい思い。(自分自身を含めて)
今年は様々な局面で感じたことであるが、「日本が沈んで行く」感覚、更に強まるやるせなさよ。
さて写真は、京成線・柴又駅前に建つ『男はつらいよ』のさくら像。
その先に建つ寅さん像に対峙するように追って建立された。
自由奔放、気儘で往々にして出鱈目の兄を忍耐強く理解し支える腹違いの妹・さくらの立ち姿が意地らしい。
「桜を見る会」は酷いけど、こちらの立像「さくら」には感涙。
さくらさんからは、日本人が本来普遍的に持つ良心・慈悲のこころを忘れるな、と訴えかけられているようだ。

by ptaro2009q2 | 2019-12-04 06:27 | 東京
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皇居のお隣り、北の丸公園。
公園の人通りも殆どない森の先、北側の淵だが、格別に静かで心地よい一画を見つけた。
数え切れぬほどに来訪しているのだが、知らない一画がまだあったことに少々感激。
対面は桜の名所・千鳥ヶ淵、歩く人も見られぬ公園の秘境、何とも贅沢なスペースではないか。
視線先のベンチ.....お二人とも齢80歳を越えると思われる老カップルの姿が眼に入った。
会話を交わすこともなく静かにベンチに座り、ぼんやりと紅葉越しに千鳥が淵のお堀、一番町方面を見ている。
暖かな初冬の日差をご夫婦で静かに静かに楽しんでいるようだ。日向ぼっこ。
此処までくると饒舌な会話など必要ない、何か生きていることがただただ嬉しいと、静かな喜びに満ちて居られるのではないかと勝手に解釈してしまった。素晴らしい。
ご主人の背中がベンチの背もたれから少しはみ出しているところに、このご夫婦のビミョーな力関係が見えるようで微笑ましい。
そう言うと、一緒にいたK君、即座に「力関係じゃないよ。旦那さんのさりげない思いやりだよ。」と仰られる。
なるほど、普段から奥様のことを大切に思っている人の言うことは違う、と感心した。


by ptaro2009q2 | 2019-12-03 07:15 | 東京

高尾山 (3) 奥高尾 - 2

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お久しぶりに初冬の奥高尾へ。
しばらくご無沙汰していた山歩き、稲荷山コース経由で先ずは高尾山頂を目指す。
最初は息も上がり気味だったが、段々調子が良くなって半袖で歩いたぞよ。
日頃街歩きで一日1-2万歩、多い日だと3万歩を歩いてはいるが、やはり山は足腰や肺に掛かる負荷が平地とは全然違う、いや、もっと山に来なくては基礎体力維持できないなと痛感。
お山のなかで自分の肉体ともっと会話しよう、肉体をいじめよう。
高尾山は相変わらずの大混雑、老若男女が紅葉目当てに大挙押し寄せ、山頂も大混雑。
高尾山頂で恒例ソフトクリーム食べた後にすぐに向かった奥高尾の縦走賂、小仏城山まで約40分で走破。
楽しいランチは持参のお弁当、バーナーで沸かしたお湯で肉うどん。
デザートはコーヒーとチョコチップなり。
帰りは一心不乱に森の下り道を降り、甲州街道に出てからは小原宿の本陣に寄り、相模湖駅がゴール。
久しぶりの奥高尾をフルコースで楽しんだ。

by ptaro2009q2 | 2019-12-01 06:37 | 東京
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北の丸公園の写真をもう一枚。
震えるような寒さ、小雨にも拘わらず歩く人の数の多いこと。
お隣り、皇居東御苑の大嘗祭舞台を只今一般公開しているようだが、これを見に来た人が参観後大挙北の丸公園に流れて来たようだった。旗を掲げたツアーコンダクターに率いられた年配者のグループ等も時折見られ、静謐さそのものの普段とは随分様子が違うなあ。
鮮やかな紅葉に感嘆し写真に収めようという人が後を立たず、喧騒の通りとなっていたが、一瞬奇跡的に人通りが途絶えシャッターチャンスが訪れた。イメージしていた「静」の瞬間であった。

by ptaro2009q2 | 2019-11-28 06:35 | 東京
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小雨降る昨日、2週間ぶりに訪れ、待望の色を観た。
大都会のど真ん中、北の丸公園の一画、今年もやっと巡り会えた見事な紅葉。
此処は嘗て四谷や半蔵門に勤務地があった頃は地下鉄・竹橋駅よりオフィスまで毎朝30分のお散歩の定番コースの中間点、人影もほぼない早朝の公園を独り占め、ベンチに座り短い休息の時間を過ごしたものだ。
ちょうどこの11月下旬は公園のお池裏の一帯が見事な紅葉に染まる時期で、木々の色づき様を眺めながらその変化を見るのが毎日の楽しみであった。現役を退いた現在でもこの紅葉のことが忘れられず機会あるたびに足を運んでいたが、本年初の感激のご対面となった。
途中から合流してくれたお散歩パートナーH先輩ともども、雨にもかかわらず、しみじみと木立の中に佇む。
それにしても東京のど真ん中にこれだけ広大で静寂な自然があることはまこと貴重というしかない。
激務が続いた現役時代、一歩此処から外に出ると、喧騒とストレスに溢れた戦場となるだけに、ココロ穏やかに緩やかな時を過ごせる特別のオアシスであったこと、ちょいと懐かしく思った。
東京では最も好きな一画、である。


by ptaro2009q2 | 2019-11-27 09:40 | 東京

赤羽 (1)

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タレントの壇蜜サンが結婚されたとのこと。 ちょっとビックリ!
経済誌・書籍などを専門に刊行するお堅い『東洋経済』のサイトにも昨日この関連記事がでており、二度ビックリ! 実業界にも人気があるんだナ〜。
壇蜜サン、「エロスの伝道師」のイメージは未だ健在なれど、独特の感性と頭の回転のシャープさで,
グラビア、テレビ・映画のみならず、文筆、ラジオ番組、ナレーションをはじめ活躍の分野も多彩、教員、調理士、日本舞踊の師範の資格を持ち、嘗ては遺体衛生保全士として葬儀屋で死体処理の仕事もしていたという、いやこの人、只者ではない。世俗を超越しとるゾ。芸名の「壇蜜」も仏教用語を組み合わせてご本人みずからが考えた名前というから、スゴイ!
さて、この壇蜜サンを射止めた幸運な男性は清野とおるサン、同じ39歳の漫画家さんとのこと。
代表作『東京都北区赤羽』シリーズは、作者が赤羽の居酒屋などで出会った強烈な個性を持った人達との交遊を描いたものとか。
漫画とは疎い人生後半を送って来たが、この漫画シリーズにはチョイと興味を刺激されそうだ。読んでみたい。
イヤ実は1年ほど前から昭和の香りがどっぷり残る赤羽の居酒屋街に魅了され、しばしば出没するようになったからである。残念ながらお酒はめっきり弱いのであるが、朝から開いている飲み屋多数、「せんべろ」、千円でベロベロに酔える安価な店にオジサンオバサン若者が集う幸せの世界を眺め、写真撮影に勤しむのが楽しい。ノスタルジックな佇まいに酔い、たちまちショーワにタイムスリップする感覚が堪らない。
そのうち、この居酒屋街で旦那と一緒に飲んでる壇蜜サンとバッタリ遭遇することもあるかもしれない。

by ptaro2009q2 | 2019-11-23 07:21 | 東京