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カテゴリ:UK( 14 )

ロンドン (14) リッチモンド - 5_b0408745_08073720.jpeg

テムズ川、コッツウォルズ近くを源流とし西に流れ下流ではロンドンを経由して北海に出る全長346kmの大河。
日本最長と言われる信濃川が367kmというから、ほぼそれに匹敵する長さである。
写真は住宅街と繁華街を繋ぐリッチモンド橋からの一枚。
競技用のボートが何艘も並ぶ。
当地には2週間ほど滞在したが、大半を宿泊したホテルは写真上方、川の左岸、リッチモンドの丘と言われる場所にあった。
ホテルを出た丘の上から見下ろすテムズ川の光景は、「英国で最も美しいテムズ川の風景」と言われていることを同スタッフから知らされた。
なるほどゆっくり大きく蛇行するテムズ川、緑の牧草地が森林越しに見える様子は絵のように美しい。
多くの画家や詩人に愛された光景と言われ納得した。
ロマン派風景画家でのちに印象派画家達にも大きな影響を与えたターナーもこの眺めが好きで何度も訪れ絵を描いたという。
1819年公開の「摂政皇太子の誕生日のリッチモンドヒル」という絵を帰国後調べて見つけたが、まさしく自分の目で見た景色そのものであった。
リッチモンドヒルからの眺望の名声はターナーの絵の頃から英国全土に広がるようになり、19世紀中頃には環境保護の機運が盛り上がる。このエリアの土地建物の売買や土地利用の用途を制限するなどして景観保護に努めたそうだ。
200年前のターナーの絵がそのまま同じ様子で今も残ることに静かな感動を禁じ得ない。

by ptaro2009q2 | 2019-09-30 09:24 | UK
ロンドン (13) リッチモンド - 4_b0408745_09535793.jpeg


ロンドン中心部から西側へ、テムズ川のほとりにあるリッチモンドの街。
メインストリートからあれこれ裏道に入ってみる。
狭い石畳の道の先にパブを見つけた。
英国の街角では良く見る風景。
御多分に洩れず、戸外の軒先でも昼からオジサン達がビールを飲んでいる。
あちこちにある英国のパブ、これは日本の喫茶店文化に通じるものがある。
誰にも邪魔されずに自分の時間を過ごす、また、友との語らいにも良い。
夜ともなるとどの店も外にも溢れるくらいに客が溢れて盛況となるパブだが、ジョッキ片手に狭い路地でのどかな午後を過ごす生活が良いな。

by ptaro2009q2 | 2019-09-29 10:11 | UK
ロンドン (12) リッチモンド - 3_b0408745_10473226.jpeg

ザ・ビートルズの11作目のスタジオアルバムでロック史に残る名盤「アビイロード」が発売からちょうど50年を迎えた。
昨27日、その50周年記念エディション版が全世界同時発売ということで、自分も近所のタワーレコードに駆けつけ、記念盤<3CD+1ブルーレイ、豪華本付きボックスセット、金12,800円なり>、を購入してきた。
高音質でミキシングされた「アビイロード」のリミックスだけではなく、追加セッションなど聴きどころ満載のセット、楽しみでしょうがない。
ビートルズについては思い出が多すぎて何から書いて良いか分からぬほどであるが、兎に角もビートルズが世に出て以降、彼らの音楽・思想とともに同時代の人間として生きてきた幸福を強く感じるものである。ビートルズなしの青春は考えられなかったし、解散後も恰も自分の血や肉の一部としてビートルズは我が体内に生きておる。
一曲一曲に思い出があるし、現在聴いてもまた違う感傷や解釈、そして新しい発見がある。
バッハ、ブラームス、ベートーヴェンがクラッシックの3B⁇、ビートルズも加えて4Bにしたいほど、ビートルズ音楽はクラッシック、古典である。
「アビイロード」は中三頃にLPのレコード盤を購入、それこそレコードの溝が擦り切れるほどに聴いた一枚であった。
恐らく自分自身、一生の間で<最も良く聴いた一枚>であろう。
ラジオ日本、という東京のローカルラジオ局が毎週日曜日午後7時から放送している「THE BEATLES10」という一時間番組が好きで毎週愛聴している。
余りにも良い番組なのでスマホのアプリRADIKOでも録音を聴き直しているくらいだ。毎週ビートルズ曲のリクエストをランキングして発表する番組だが、ビートルズに関する諸々のエピソードを聞いているとまるで考古学の世界のようだ。
番組スタッフや視聴者があれこれ根ほり葉ほり色んな事実を掘りさげ解釈を加えたり、蘊蓄を披露したり。
最近ひと月ほどの同番組のランキング、ベスト10の大勢は「アビイロード」の曲で占められていた。

写真は娘の留学先近くのリッチモンドの街角。
店頭にビートルズの写真、という記憶があってその写真を本日掲載しようとして昨日探したのだが、一時間ほど探しても見つからなかった。
本日、Facebookで「過去の思い出を振り返ってみましょう」のページ、過去年の同じ日に投稿した記事が出てくる仕組みなのだが、何と探していたこの写真が今朝ひょっこり同欄に出ており驚いた。ビートルズが奇跡を呼んだ、か。


by ptaro2009q2 | 2019-09-28 10:50 | UK

ロンドン (11) 地下鉄

ロンドン (11)  地下鉄_b0408745_06153033.jpeg

地下鉄を ”Subway” というのは米国や日本式、ロンドンでは ”The Underground”、或いは、トンネルの形状からと思われるが、”The Tube" と呼ばれている。
写真はロンドンの地下鉄車内の模様。
地下鉄車両内は、とても狭い。
標準より狭い東京の都営地下鉄の大江戸線の狭さを更に上回る。
しかし、結構頻繁に電車が来るので、朝夕のラッシュアワーでもおしあいへしあいの超満員状態にはならずに済むようだ。
数年前であったが、運賃は僅かひと駅乗っても2.40ポンド、円換算400円(当時)をくだらない。
ロンドンの物価高は乗り物に限らず、参ったわ。
地下鉄料金は時間帯や運行距離によるゾーンにより分かれており、更に、オイスターカード等のICカードを利用すると多少安価になるようだ。
地下鉄駅構内、エスカレーターで人々が並ぶのは右側。
東京ではなく、大阪と同じだ。
1863年開業の世界最古の地下鉄、路線のネットワークも極めて広範かつ複雑であるが、乗りこなせるようになれば面白そう。東京と同じように一日乗車券を購入してロンドン三昧をやってみたいものだ。




by ptaro2009q2 | 2019-09-27 06:27 | UK
ロンドン (10)   リッチモンド  - 2_b0408745_21071162.jpeg

写真は娘のホームステイ先近く、Richmondの目抜き通りにて。
バスを降りたところで、制服を着た女子高生がたむろしているところに遭遇。
イギリスではスーツやセーターを着た男女生徒の制服姿をよく見かけるが、いずれも非常に恰好が良い。絵になっている。
男子小学生低学年でも、スーツ・ネクタイ姿で小さいながらもぱりっとしており、流石「紳士の国」を思わせる。
映画のシーンのようで可愛いなあと見とれていたら、カメラをぶら下げている姿に気付いたようで4人の女子高生、なんとポーズをとってくれた。
一番左側の女の子は、片言の日本語で語りかけてきた。
聞くと自分は、“Half Japanese”、母親が日本人だという。妙に盛り上がった瞬間であった。
しばし4人とあれこれ会話、お付き合い頂いた。
昔、「小さな恋のメロディー」と言う映画、ビージーズがMelody Fair という主題歌を歌い、トレイシー・ハイドという可愛い女学生役がヒロインだった映画を思い出した。
映画の世界が現実にそのままにある英国、気さくな女学生たち、いやまあ素晴らしきかな。

by ptaro2009q2 | 2019-09-26 06:07 | UK
英国 ロンドン (9)   リバティ  Liberty_b0408745_18193052.jpeg

ロンドンの繁華街、その中心の中心たるピカデリー・サーカスからブランドショップが続く高貴・壮観なリージェント・ストリートを進む。
もう歩くのに疲れ始めた頃に、中の路地にふと入ると、白地に黒の縞模様が美しいチューダー様式の建物に遭遇。
かの有名な、その名はリバティ (Liberty)。
これはハロッズと並ぶ英国名門の百貨店だと。
1875年開業、当初は日本・東洋の織物や装飾品を販売していたが、次第にアール・ヌーヴォー等の関連商品等、販売メニューを拡大していったという。
しかし、百貨店と言っても、数・種類とも品揃えは極めてこじんまりしている。
東京の有名大百貨店に比べれば、商品の品揃えも量も百貨店の本家本元は極めて地味で小規模、逆に言えば、日本の小売業大手の商魂と需要開拓にかけるエネルギーは比類なきもの、怖ろしいほどに偉大であることを知る。
Libertyの建物、商品力はともかく、クラシカルで実に気品と風格を感じさせる。
百貨店というよりは英国パブを連想させるのは、お昼からビールを飲んでるお気軽な旅人を毎日やっていたゆえか。(笑)


by ptaro2009q2 | 2019-09-25 06:20 | UK
英国 ロンドン (8)   セント・マーガレット  St. Margarets_b0408745_06285927.jpeg

写真は、娘が数年前に3年間ホームステイしていた先の最寄駅、セント・マーガレット駅近くの街並み。
此処から娘の学校は超高級住宅街を通り徒歩10分。
学校を挟んで駅の反対側となるが、娘のホームステイ先は写真中央の道を進んで徒歩5分のところにあった。
ロンドン郊外の静かな街で、中心部でも昔ながらの古い商店や飲食店が数軒ある程度、当然コンビニなぞない。
駅前にしては寂しさを感じたのは便利すぎる日本の都会生活に慣れ過ぎた故か。
当時、娘のホームステイでご厄介になっているご主人スティーブから、Facebook の友達申請を頂いた。
身長190cm、体重は100kgを優に超えている立派な体躯はラガーマンそのものだが、お仕事はIT関係。娘については、ご親切にも時々その様子をメールや無料電話で知らせてくれるが ”ラブリー!” を連発してくれる心優しきオジサンだった。
この時代、FBで繋がり、日本と英国、8時間の時差ものかは、お互いの様子がリアルタイムで伝わるとは、つくづく凄い時代になったと思ったものだ。
現在でも彼とは時々交信が続いている。
そう言えば、4年前の今頃にはラグビーWカップで日本が南アフリカに勝利したことを讃える熱烈メールを頂いた。
現在開催中の日本大会ではイングランドの戦績が気になってしょうがないところであろうか。
久しぶりに彼に連絡してみようか。

by ptaro2009q2 | 2019-09-24 07:56 | UK
英国 ロンドン (7)    ピカデリーサーカス_b0408745_08152905.jpeg

暑さ寒さも彼岸まで、気温は過ごしやすく朝方は掛け布団が恋しいほどの気候になってきた。
本来なら呑気に、これからの秋の夜長の読書や音楽のことでも浮かべたいところだが、立て続けの台風到来、九州・中国地方を始めご無事であることを祈る。
前の台風で深刻な被害を受けた千葉への影響も殊更心配、また我が家も屋根の瓦一部が飛ばされ、修理の業者も当分来れそうもないとのことでココロ穏やかならず、被害が拡大しなければと祈るような気持ちである。
地球規模の温暖化進行、加速しているのか、これまで自然災害とは無縁と思えた地域でも思わぬ被害を受けることを知らされた。
異常気象がむしろ当たり前に頻繁に起こる時代になったのだろう、意識を変え心して備えなければならない。
写真はロンドンの繁華街、ピカデリーサーカス、有数の人気・大混雑スポットである。
ニューヨークで言えばさしずめタイムススクエアといったところか。周囲には劇場などのエンタメ施設、小売店が密集、チャイナタウンも近い。
9月半ばではあったがロンドンは既に初冬、東京の11月下旬ほどの寒さ。
天気の良い日でも間もなくは陽射しが消えて灰色の重い空から小雨が降る。
知り合いの英国人知人から旅の前に「ロンドンの一日には春夏秋冬がある。」と言われ納得したことが懐かしい。
此処だけはもう少し温暖であっても良いか。


by ptaro2009q2 | 2019-09-23 09:34 | UK
英国 ロンドン (6)  ウィンザー城_b0408745_06435821.jpeg

エリザベス女王の普段のお住まいがバッキンガム宮殿であるなら、週末の棲家として利用されるのがウィンザー城。
ロンドン中心部から西へ約40kmのウィンザー城へ親子三人の日帰り旅。
もう遠い6年前、9月上旬の週末のこと、ホームステイを既に始め翌週からの授業開始が待っている娘とは当面最後の家族旅でもあった。
日本語のオーディオガイドで説明を聞きながら進む。
城壁をくぐると、この城の象徴とも言える「ランドタワー」が見える。
お城というよりは、戦いの防衛を意図した「要塞」はその歴史を11世紀に遡る。
その後代々の王様達はその時代最も流行った建築様式で建物を増築し続けており、城内は威厳ある様々の建物が並ぶ。
時に城内には近衛兵の姿も見え、一瞬此処はディズニーランドかと錯覚する。(笑)
圧巻はステート・アパートメント内の様子。
歴史ある英国王室が誇る荘厳にして華麗な美術品、装飾品、そして嘗ては世界の七つの海、五大陸を制した大英帝国の栄華を誇るかのような数々の戦争関係のコレクション、なかんづく、甲冑や銃剣が印象的。
世界を制した国の繁栄の断片をこの目で見た感動を忘れられない。



by ptaro2009q2 | 2019-09-22 07:06 | UK
英国 ロンドン (5)  リッチモンド - 1_b0408745_09012411.jpeg


前編に続きチョット古い英国ネタ。
2013年9月、ひとり娘の入学にあたり夫婦でロンドンに2週間滞在、その殆どを過ごしたのがリッチモンド(Richmond) という街。
ロンドン中心部から西へ地下鉄で30分ほど、テムズ川ほとりにある緑豊かな地である。
娘の留学先の学校やホームスティ先がこの地にあった。
住民の満足度や生活の質が高く、英国でも最も幸せに暮らせる理想的な土地のひとつ、と聞いていたが、噂に違わず瀟洒で品の良い街並み、テムズ川周辺の豊かで美しい緑、更には高級住宅街、と何処へ行っても映画のシーンのような夢の世界に浸ることが出来た。
900年も昔から『王室御用達』の街として英国王室と深い関わりを持ってきた歴史があることが、この土地の品性の良さを醸成しているようだ。
このような美しい土地で新しい生活を始める娘を羨ましく思ったものだった。
天候がすぐれず、毎日必ず雨が降っていたことだけが玉にキズ。(笑)






by ptaro2009q2 | 2019-09-21 09:34 | UK