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千鳥ヶ淵 (20)

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昨日、満開になった千鳥が淵の桜を観ようと当地へ参上。
嘗ては通勤路としてほぼ毎日のように歩いていた馴染みある地。
千鳥ヶ淵、東京のお花見スポットとしては、規模・景観・歴史・品性の点で「東の正横綱」と言って良いだろう。
大相撲の横綱の方は最近休場続き。お花見スポットの横綱・千鳥ヶ淵も、桜木を随分伐採してあちこち隙間が多くなって来た残念な印象もあったが、マアそれはそれ。
今年もこの満開のソメイヨシノを目にすることが出来た喜びに浸る雨の日であった。
それにしても、我ながら凡庸でツマラン写真であるな。誰もが撮る桜を個性的に撮るのは難しい。



ジュディ・コリンズ (Judy Collins)
「青春の光と影」なる曲で世界的大ヒットした歌手を覚えておられる方も多いことだろう。
自分も洋楽オールディーズ1960年代部門のプレイリストに入れて普段から良く聴いている曲である。
一昨日、米国銀行投資銀行部門での嘗ての同僚だったMさんより突然のメッセージあり。
ジュディ・コリンズが56年ぶり2度目の来日、今週木曜日と土曜日にBlue Note東京でコンサートをすると。
何度かメッセージのやり取りをしているうちにMさん今度は電話をかけて来て、一気に30分挨拶や近況報告も抜きにジュディ・コリンズを語り続けた。
1967年にMさんのご両親が地元松山でジュディを迎え松山城見学のアテンドをしたという話を写真付きで百回話のように彼から何度も聞いていたので、ジュディ来日の報を今回知った際にはこのMさんのことをすぐに思い出していたのであったが、ご本人から自分にもその連絡があったことに驚いた。
1967年での恩義という経緯もあり、ジュディ本人からMさんご夫婦にBlue Noteへの招待チケットが届いたとのことで非常に嬉しい声であった。自分も行こうかと考えていたコンサートなので、羨ましい限りである。
84歳となるジュディさんの歌声、まだ健在のよう。今年はベストフォークアルバムでグラミー賞を受賞する栄誉を掴まれた。

「青春の光と影」… 英語の原題は “Both Ends, Now” という。
ジョニ・ミッチェルが書いたオリジナルの詞は、<アフリカに向かう飛行機から下に広がる雲を見た>という状況で書かれたそうだ。雲(恋)を上から下から両面見る…と。
邦題にある「青春」という言葉は詞の中には見当たらないが、このような訳題を考えた人は素晴らしいな。

by ptaro2009q2 | 2023-03-29 10:53 | 東京

東京、日本、世界の街歩き


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