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根津 (6) ドアのある風景

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谷根千お散歩、「扉・ドアのある風景」を多数撮ることをテーマにして歩いた日があった。

米国企業に長年勤務しており、直属の上司が東京オフィスではなく、米国或いは英国に居るケースが結構多かった。
「近くに居なくとも、お互い連絡は密にやって行こう。困ったこと、問題でも何でも遠慮なく相談してくれ。俺のドアはいつも開いているから。(My door is always open.)」などといった感じのセリフを自己紹介時に吐く上司が結構多かったことを思い出す。開放的かつ包容力あるお人柄なのかと思いきや、そう言う人に限って神経質でやりづらい人が多かったナアというほろ苦い記憶あり。

昨晩仕事帰りに知った小林亜星さんの訃報に驚く。「巨星堕つ」、イヤ「亜星墜つ」。
高校生時代であったか、寺内貫太郎役の印象が強い。向田邦子原作のドラマ、貫太郎は向田さんの父親がモデルの昭和の頑固オヤジ。暴力否定、コンプライアンスに縛られた現代ではあんなオヤジ像はもう伝説的存在というしかない。
言わずもがなだが、作曲家としての活動、驚くほど多くの名曲を世に出した。
昨晩はアニメ曲、CM曲から演歌まで幅広く亜星さんの曲をYouTubeでハシゴした。これほど人々の生活に直接浸透した曲を続々と出した人はいない。その才能、エネルギーに改めて敬服。こういう人材を輩出した昭和という時代にも思いが走った。サントリーオールドのCMソング「夜が来る」、ご本人歌唱の版にシビレタ。
ご冥福をお祈りいたします。

by ptaro2009q2 | 2021-06-15 10:24 | 東京

東京、日本、世界の街歩き


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