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群馬 桐生(6)

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23日に投稿した群馬県、上毛電鉄の『西桐生駅』が、幾つかの映画の舞台になっていたことを知る。
そのうちのひとつ、山崎ナオコーラ原作の同名映画『人のセックスを笑うな』(2008年、井口奈己監督)のDVDを早速借りて鑑賞。
過激なタイトルとは裏腹に、普通の恋愛ドラマ。
看板に偽りありだが、これはご愛嬌。まあひと様の恋愛を少し遠目に覗かせて貰ったという感じの映画で、ストーリー性も正直余りないところが逆に良い。「軽くても巧い」と言われている山崎ナオコーラの繊細な心理描写を楽しんだ。
主人公・19歳の純な美大生を松山ケンイチ、そして20歳年上39歳の先生(もしかして既婚者?)を永作博美が演じる。恋愛は先生のペース。大学生を慕う蒼井優ちゃんが裏ヒロイン、彼女の切ない立場や何気ない表情も良い味付け。
何と言っても舞台が桐生の町であることで、ノスタルジックな気分に包まれた。
上毛電鉄の電車がホームに入るシーンや主人公の二人が西桐生駅を出てくるシーンは、自分が投稿した写真そのままであったことに驚きと嬉しさを感じた。映画監督と同じセンス持ってたぞ、と。
桐生の町並みは期待に反して殆ど映し出されることはなく、郊外の田園地帯だけであったのが残念ではあったが、純な若者の微妙に消極的で小心なところが桐生の懐かしい景色と相俟って何とも郷愁を誘う。
毎度のどうでも良いことだが、松山ケンイチは同姓のプロゴルファー・松山英樹と何だか良く似ているなあ、時々同一人物ではないかと混同するくらいだ。二人とも各界で既に十分トップ級の位置に居る方ではあるが、更に大きくブレークして欲しいものだと思っている。

by ptaro2009q2 | 2020-07-29 11:04 | 群馬

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