総武線の駅、電車シーンが続いたので、もう一枚。
両国駅付近、隅田川に架かる鉄道橋、「隅田川橋梁」である。
1932年(昭和7年)竣工、総武本線を両国駅から御茶ノ水駅まで延長するために隅田川に架けられた橋、クラシックなアーチの形が美しく下町風情に馴染んでいる。
年に一、二度程度だが、隅田川下流の勝鬨橋あたりから、浅草の吾妻橋或いは言問橋あたりまで3時間ほどかけて川脇の散歩道を歩くことがある。
歩を進むにつれ刻々と変わっていく東京の景色を見るのは楽しい。
スカイツリーの位置方向が思わぬところにあったり、また多くの個性的な橋を目にするのもこのお散歩の楽しみである。
勝鬨橋、永代橋、清洲橋の三橋は国の重要文化財にも指定されている。
隅田川の橋、初代は江戸時代初期に架けられた橋も少なくなく、頭の中では 浮世絵、錦絵に出てくる木橋が浮かび、活気ある江戸の風景に思いが走る。