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新橋 (18) 新橋駅烏森口


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新橋駅烏森口の飲み屋街風景を。
近隣には虎ノ門、今や東京でも最先端を走る超高層タワー群が林立する未来空間。
どんどん景色が変わるその変化速度と、思わず「ここは何処?」と身の置き所を見失う無国籍感に驚かされる。
線路を挟んで新橋駅反対側には汐留の再開発地区、こちらも2000年代に生まれた先鋭的な摩天楼街がある。新たな世紀に入った躍動と希望を抱かせる特別な街が出来たのだ。
これら東京の二大未来空間地区に挟まれたこの新橋烏森地区、頑固なまでに昭和の佇まいがまだ濃く残る「オジサン御用達地区」はホッと出来る永遠の迷宮であるな。

午前中の街角。
夜の帷が降りて雑踏が賑やかになり始まる前の少し気の抜けた閑静さも悪くない。

# by ptaro2009q2 | 2024-03-19 10:55 | 東京
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表参道・南青山地区は「個性的な建築が多数並ぶショウケース」。
新旧の著名設計家の作品を一気多数拝む豪華な「建築巡り」が楽しめる。
極度に尖った建築、外国人設計家によるチョットやり過ぎと思われるトンデモ建築が散見されるのも刺激的で悪くないが、当地区でやはりココロ惹かれ続けているのは写真の「ディオール表参道」であるかな。

2003年竣工、設計は妹島和世・西沢立衛両氏によるユニットSANAA。
あの金沢21世紀美術館ほか、代表作多数の世界的な設計ユニットである。
外壁のガラスにはアクリルの波打つプレートが挿入され、白く透明感ある外観はさながら貴婦人の相。
もう20年の月日が経過している割りにその清楚な姿は変わらない。
その日のディオールビルは空の色と同化し、恰も空と一体となっているかの表情であった。
上掲お昼の二枚に一枚、夜の表情を入れてみた。
清楚でシャープな貴婦人は妖艶に変身していた。


情報漏れ⁈
(1) 今週の金融市場大注目である日銀金融政策決定会合を前に、「マイナス金利解除」の報が先んじてこの金曜日に時事通信や日経の記事で報道されたことに驚いた。
マア13日水曜日の春闘集中回答日での賃上げ回答も好調で、利上げ、と言うか、金利正常化に向けた環境は整いつつあることは素人目にも分かってはいたが、本丸が正式表明をする前にこうした記事が出るとは、日銀の情報管理が問題なのか、それともスクープ記事を狙うマスコミの根性が卑しいのか。いずれにせよ公正さが疑われるようで愉快ではない。
個人的には19日火曜日の会合終了後の正式なアナウンスメントまでの推理の楽しみ、そしてハラハラ感を味わいたかった。
もう充分織り込み済みであったのか、為替市場の方はむしろ円安方向へ進んでいる。

(2) 本日放映の将棋・NHK杯決勝、佐々木勇気八段が藤井聡太八冠を破り優勝を飾った。
終盤お互いに詰めるか詰められるかという切羽詰まったスリリングな好対局であったが、勇気八段に軍配が上がった。
勝利した勇気八段、無双の人・聡太クンに勝ったことが自分でも信じられない、時間がない中、終盤を間違わずに長い難局を乗り切ったことに、喜びよりも茫然とした表情が印象的であったナア。(本人曰く「胃が痛い」)
実は数日前にネットで盛んに話題になっていたことだが、勇気八段の師匠・石田氏が弟子の優勝を仄めかす発言をしていたようだ。(対局の収録日は放映日よりかなり前のことで放映前に結果を漏らした可能性がある)
弟子が聡太クンに勝って優勝という快挙に歓喜されるのは分かるが、放映前にそれを漏らすのはルール違反。
インサイダーの情報漏洩、絶対にいけませんゾ。




# by ptaro2009q2 | 2024-03-17 15:01 | 東京

新橋 (17) 新橋駅烏森口

新橋 (17)      新橋駅烏森口_b0408745_21520393.jpeg



世の中、表も有れば裏もある。
東京裏23区』(本橋信宏著・大洋図書)を読む。
<消えた売春街、奇妙な殺人事件… 「住みたい街」の正体、こんな裏があった>という謳い文句を枕にして、東京23区ごとに諸々、裏路地のダークゾーンを歩く旅を著した怪著であった。
普段歩いている街も当著を読めば、一寸違った視点や感情で街を見ることになるだろう。

当著によると、写真・新橋駅前のSL広場は、終戦後、都下最大の闇市があった場所らしい。
確かに、駅前にある広場、多種多様な人々が集まり散じて行く活気のある地は、闇市の名残りを感じなくもない。
通行人の中には犯罪者や失踪者も混じり、公安警察や指名手配犯を追う刑事たちの姿も混じっている、だとさ。

# by ptaro2009q2 | 2024-03-14 23:20 | 東京

新橋 (16) 新橋駅烏森口

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新橋駅周辺、烏森口の広場はいつも賑やか。
サラリーマン、庶民の活力が漲る地である。
SL機関車前が待ち合わせ場所の定番であるが、昼間は意外にそれらしき人影は少なかった。


311、あれから13年
2万9千人が今なお避難中。フクシマ第一原発廃炉未だ見通せず。
此処まで来ると、「人災」の色も濃くなって来るナア。
真っ当な日常が戻って来ない方々が未だこれほど多いことに何とも胸が痛む。
その後に起きた熊本や今年の能登の地震も、一日も早い復興を願うのみである。

我が人生でも忘れぬ日として記憶される311。
当ブログでも何度か書いているが、その日は勤務先である半蔵門前の高層ビル上階で地震に遭遇。
当時偶々会社の代表者の立場にあり、同僚の避難誘導、そして海外拠点からの安否確認の連絡で暫く忙殺された。
幾らか落ち着いた後は千葉西部の自宅まで凡そ40km近く、夜を通して歩くことを決意、寒い夜ラジオの実況を聴きながら夜通しアリの行列の如く歩きに歩いた。自宅着は午前4時半頃だったか。その後も避難用に神戸にレンタルオフィスを構え現地と往復する変則勤務の時期が数ヶ月続いた。
地震大国ニッポン、かくなる思い出、繰り返したくはないが、相手はなにせ地球、今後も不安はやはり拭えない。

吉村昭『三陸海岸大津波』なる古い文庫本、先ほど読了。(本棚を片付け中に偶々見つけた未読の本)
311ではなく、明治29年、昭和8年、そして昭和35年に三陸海岸を襲った三度の大津波について、それぞれ前兆、被害、救援の様子を体験者の証言を元に再現した書。歴史に学びたい。



# by ptaro2009q2 | 2024-03-11 14:42 | 東京

神田 (29) 神田駅西口

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居酒屋が軒を連ねる神田駅西口。
個性的な佇まいの店も多く、特に昭和レトロ調にココロ惹かれる。



東京大空襲
79年前の今日。1945年3月10日,東京大空襲があった日。X(Twitter)でもトレンドになっていた。
米軍B-29約300機が来襲し,約1700tの焼夷弾を投下。
死者8万人以上,罹災者100万人以上とされる。
数々の空襲の写真を拝見、身近な場所で起きていた戦争の無残さ、恐ろしさを体感。
併せて、一面焼け野原となった風景から現在の東京をイメージした者は当時皆無であっただろうとの感慨も湧く。
安易に「昭和レトロ」を喜んでいるのは聊か無邪気すぎか。



# by ptaro2009q2 | 2024-03-10 08:39 | 東京

東京、日本、世界の街歩き


by ptaro2009q2
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