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横浜 (1)

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10月は1日が自分、8日が嫁さんの誕生日。
ついでに言えば22日が結婚記念日と、10月は我が家ではアニバーサリーが続く月。
奇遇にも、いずれも同じ曜日である。
少し早目だが先週9月最終週に、お祝いを兼ねて1泊2日で夫婦横浜旅をすることにした。
前篇で書いたが、横浜高島屋での『モディリアーニ展』が第一の目的、そして第二の目的としては今年5月に開業したばかりの「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアム」に宿泊することであった。

趣味の一つだが、ビジネスホテルを含めて新規開業ホテルの情報には日常結構目を配って見ている。
顧客獲得、宣伝効果を狙って開業当初は本来よりも幾らか低価格で部屋を提供しているケースも少なくないように思える。最近では大阪の心斎橋、本町、淀屋橋界隈に次々開業したAPAホテルの超高層タワーホテル等はどれもピカピカで施設も最新型で「お値段以上」の満足感が得られた。(現状は世情も異なるが、随分値段は上がっている)
今回の三井ガーデンHも非常に素晴らしかった。
26階からの眺望は写真で御覧の通り。なかなかの高度感あり、タワマン上階居住者の気分をチョッピリ味わう。
洗練された館内ロビー、部屋のデザインに非日常感あり、良い気持ちにさせて貰った。
ツインルームで平日3万円を下回るとはコスパも良く、NYで10万円するホテルよりも満足感は遥かに高いのではないかとさえ思われた。(←久しぶりのピカピカなホテル泊で感激度は3割増し)
アーリーチェックインが許され、チェックアウト時間も11時とゆっくり、良い寛ぎの時間を過ごすことが出来た。

ホテルはみなとみらい地区、かのランドマークタワー(296m)の隣りのブロックにある。
当地区、超高層ビルが林立した幾何学模様の未来空間。その大繁殖ぶりに驚いた。
知ってる限り、汐留、幕張新都心や豊洲といった摩天楼聳えるビジネス街の規模を更に巨大にしたイメージか。
さながらシンガポールのビジネス街を歩いているような錯覚を抱いたほどである。
「異国を歩く気分で、悪くないね」と夫婦で顔を見合わせ笑った。



備忘録: 10月4日 投資の日
10と4で「投資」、語呂合わせであるな。
本日も日経平均711円安、これで5日連続の下げ。「売り」が「売り」を呼んでいるわ。
この5営業日で何と日経平均1875円の下げで3万円割れ目前、という惨状である。
米国の金利高長期化というリスクは以前からあったが、特に驚くほどの新規悪材料が噴出したわけでもない割に暴落に近い感覚で生じた連日の下げに呆然自失。(なんて言ってるうちに、米国からは下院議長の解任、ムーディーズの米国債格下げなど波乱要因が続々…、そして一時遂に150円/$越えの円安も)
「闘志」も失くなり「凍死」寸前の「投資の日」であった。
まだまだボラティリティ高い日々が続きそう。シートベルトしっかり締めよう。


# by ptaro2009q2 | 2023-10-04 21:20 | 神奈川

パリ (32) モンマルトル

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<パリを愛した孤独な画家の物語 生誕140年>
横浜高島屋で開催中の『モーリス・ユトリロ展』に夫婦で行ってきた。
今年一番楽しみにしていた絵画展である。
国内にて所蔵されているコレクション約70点が集結、「白の時代」の作品が30点、というファン垂涎の展覧会であった。(10/2まで開催)
日本国内に最低でも70点以上のユトリロ作品が所蔵されているとは、驚いたなあ。
超代表作はなかったが、「白の時代」らしき幾つかの作品を中心に、満足行く展覧会であった。



少年時代から近代絵画が好きで、母親が揃えてくれた美術全集(←箱入りのヤツ)全30冊ほどを折々見ていたが、中でもユトリロとモディリアーニが長いこと好きな画家であった。
ユトリロは街の風景画、モディリアーニは人物肖像画、と描く対象は極めて対照的であるが、画風から、二人には共通の背景やスピリッツがあるような気がしていた。後に二人とも20世紀初頭パリ・モンマルトルを拠点とした「エコール•ド•パリ」派、同時代の画家であることを知った。
酒、煙草、クスリに溺れ自己破滅まっしぐらの生活の中、極限状態で描くモディリアーニ、奔放な母親(著名な画家だったとか)の私生児として生まれ、少年時代からアルコール中毒となり、治療のため絵を描き始めたユトリロ… 芸術は狂気と紙一重、斯様に熾烈なものなのかと昔から感心していたものだった。

今回の展覧会、最も刺さった作品は、「<可愛い聖体拝領者>、トルシー=ヴァロアの教会(エヌ県)」という作品。(1912年)
空の灰色がかった水色、教会の白壁、、、モノトーン風で、一軒の教会建築のみが遠近法で描かれたまさにユトリロ的な一枚に電気が走った。
とてもアルコール中毒者とは思えない端正さ、精緻さ。
幾何学模様的な建物の輪郭が静かな感動を招く。
そして絵の具の厚い塗り重ねによって生まれた白壁の重厚な質感が切なく何とも言えない。
孤高の画家ユトリロに重なるイメージを見た。



上掲写真は芸術家が多数集まっていたモンマルトルの街角。
パリの街を一望出来る丘にあり今や多くの客を集める人気の観光スポットであるが、路地裏に入るとハッと息を飲む閑静な空間が現れる。
白壁と石畳の坂、ユトリロの世界そのものだった。
パリにまた行きたいなあ、来年のオリンピックまでは絶望的に混雑と高物価が続くと聞くが。

# by ptaro2009q2 | 2023-09-30 18:15 | France
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ご近所お散歩。
ただ同じところを歩くだけではつまらないので最近はこれまで知らなかった地域にも足を伸ばし、ルートの新規開拓•多様化に努めている。
千葉県西部・「千葉都民」が棲む我が住宅街であるが、つい最近まで未開の原野・山林地帯であった地が近くにこんなに広くあったとは知らなかった。
何処もまだ築5年内の一戸建てばかりの分譲地が拡大中。イヤ驚いたなあ。
最新の家のスタイルや建材など、興味深く眺める楽しみが出来た。

ところで、相も変わらず、自転車が視界に入ると条件反射、カメラを構えてしまう。
新しいお宅、近づき過ぎて怪しい不審者と間違われないよう注意しよう。

# by ptaro2009q2 | 2023-09-26 20:41 | 千葉

上野(35)

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上野駅近くのガード下の光景。
高架線の反対側は大混雑の「アメ横」商店街。
個人的には人影もまだまばらなこちらの風景が断然好きである。
程良く湾曲する高架線と、その高架線の湾曲と歩調合わせてカーブする建物。
その隙間から見える三日月型の青空。
同じ路線の新橋や神田にも似ているようで非なる光景、此処にはサラリーマンではなく、出身地不明の何だか得体の知れない人種が集っているような気が致す。「ああ上野駅」、である。

# by ptaro2009q2 | 2023-09-25 13:14 | 東京

秋葉原 (6)

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秋葉原 (← AKBではなく やっぱりアキバ !)

iPhoneの充電用に購入したライトニングケーブル、あえなく先っぽの差込部分がポロリと落ちてしまいお釈迦に。
僅かひと月ほどの寿命であった。
秋葉原電気街のジャンク品を売る繁盛店で安く購入したものだが、結局「安物買いの銭失い」となり残念。
それでも懲りずに、また秋葉原に出向き同じ店で恐らく同じ品を求めようと考えている。
ちゃんとした製品を買えば良いものの、あのカオス感溢れる店で宝探しをする感覚が無性に楽しいのである。

# by ptaro2009q2 | 2023-09-24 16:38 | 東京

東京、日本、世界の街歩き


by ptaro2009q2
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